私は今でこそ「シニア」であるが、パソコンは30代の頃からやっている。
スマホは50歳から始めた。ちなみにテニスも。
私のようなシニア(世代の)は他にもいるのではないか?
昨日今日パソコンやスマホを始めた人と、一括りにされてはたまらない。
夫は、私より年上であるが、スマホもパソコンも使っている。
ただ、プリンターのインクの交換は私任せだ。
夫は現役時代、ちょうど「IT革命」とか言って、「職場にパソコン導入」を推進した例の総理大臣の時に、まだ現役だった。
私よりも後から仕事の関係で、パソコンをやらざるを得なかった世代である。
まあ、若い子に任せず、頑張ってマスターしようとしていたのは偉いと思うけれど。
Microsoftオフィスに関しては、自分でスクールに通っていた。それは退職してから。
親の介護で参っていた頃だったので、私はあまり助けにはなってなかった。
パソコンを仕事にしていた時期は短かったけれども、MOS検定はバージョン2010までは続けて受けていたし、間が空いたけれども2019も受験して合格した。(Outlookだけは合格できなかった。一度だけ受験した)。
合格したけれども、その時にはすでに50代だったので、仕事にはつながらなかった。
エクセル、ワード、パワーポイント、アクセスまで使える。(バージョンが変わっても、操作方法はあまり変わらないので、今でもMOSを受験したら、合格する自信はある)。
年がいってから取るのならば、オフィス系の資格ではなく、IT系(ITパスポートとか情報セキュリティマネジメントとか)の資格をとった方がまだ役に立つかもしれない。
動画編集とかも視野に入れておいた方がいいかもしれない。
体力勝負の仕事は私にはできない。
シニア世代イコール情報弱者と考えるのは、ちょっと違う。
今までそういうもの(パソコンとかスマホ)に無縁だった人は確かに情報弱者なのかもしれない。
そういう人たちだって、銀行のATMでお金を下ろすことはできるだろう。
タッチパネルに慣れていれば、スマホはマスターできる。
パソコンは、また別の問題。
ポイントカードがアプリになって不便と思う(人もいる)かもしれないが、財布の中がごちゃつかずに済むという点では、私はアプリになって良かったと思っている。
あとどの店で買い物をしても、レシートが全て電子化されたらもっといいなと思う。
スマートレシートはまだ一部の店舗だけで、対応していない店舗では紙のレシートが発行される。
カードやアプリ(PayPay)で購入履歴はわかるから、紙のレシートは無用なのだ。
どこで買い物をしても、スマートレシートになればいいのになと思う。
受け取っているけれど、速攻ゴミ箱行きだ。
レシートほど無駄なものはないと思う。
現金でしか買い物をしない人にとっては重要かもしれない。
スーパーに買い物に行って、現金払いの人はまだいるのだ。
うちの長女もそうだが、現金で払っている。
レシート用のロールだって、お金(経費)がかかっている。
現金払いの人にとっては必要かもしれないが、カード払いとかコード払いとかの人には、電子レシートが適用されるようにしてほしい。
私もスーパーやドラッグストアやホームセンターでレジの仕事をしていたから、わかるのだが、レシート用のロールが切れそうになる時は気をつけないといけないのだ。(ピンクが出たら交換とか、ギリギリまで使うとか職場によってルールは違う)。
レシートのロールが終わりに近づくとピンク色になるのだ。(それはどこの職場でも同じ)。
途中で切れてしまったら、申し訳ないので(特にカード払いの人には)、交換してから、再度レシートを出して手渡しすることもあった。
気にしない人もいるのだけれど、きっちりもらって行く人もいるから。
ガラケーすらも持たない、お金を下ろすのも振り込むのも常に窓口でという人も、いるかもしれない。
そういう人は確かに情報弱者なのかもしれない。
そういう人にとっては、不便な世の中なのかもしれない。
私だって、ガラケーを契約しなかったら、スマホにしなかったら、パソコンを持たなかったら、情報弱者になっていたかもしれないのだ。
たまたまそういうものに、興味を持ったから、パソコンも、スマホもタブレットも使えるのであって、ずっと無縁でいきなり使い始めたら、戸惑うだろうなと思う。