一生懸命やっているのに

「活気がない」とか「声が小さくて何を言っているのかわからない」などお客様に指摘をされた、とのこと(お客様アンケート?)(終礼にて)。

私は売り場に出たら、近くのお客様には「いらっしゃいませ」と声をかけることにしている。

前出しをしていて、お客様の気配を感じたら、とりあえず自分が移動して、お客様が商品を取りやすいようにしている。

レジに立っているときも「いらっしゃいませ」や「ありがとうございます」を常に言うように心がけている。

まあ、個人攻撃ではないから、それほど気にすることもないとは思うけれど、地味に努力をしている人のことも考えてほしい。

最初に「クレーム」と言ったのはね。お客様からの「ご意見」をいただきました、と言ってくれれば、こちらも気が楽なのに。

品出しをしていて、商品を床に落としたのに、そのまま品出しをしていた、というのは、反省すべき点だと思う。(どこのお店かは言ってもらえなかったけれど)。

一応ルールとしては、(お客様が近くにいてもいなくても)一度「バックルーム」に下げて、しばらく時間をおいてから、商品を出す、ということになっている。

缶の飲み物なんかは、場合によってはへこんでしまうこともあるので、バックルームに下げるのは、当たり前。

一度、誰かが台車を押してきて、シーチキンの缶に台車の角が当たって、落ちてしまったことがあった。「戻しといてね」と言われたけれど、拾ってみたら「へこんで」いたので、バックルームに行って、「へこんでいるんですが」と報告した。

結局「破損」扱いになった。

台車を押して移動するときは、エンドに並んでいる商品にぶつからないように(もちろん、お客様にも)、気をつけて移動しなければいけないのだなと、その時思った。

商品によってはへこむものもあるし、へこまない商品だったとしても、お客様が見ているかもしれないので、一応バックルームに下がったほうがいいと思う。

ちゃんとやっているかやっていないか、そういうことも見ていてほしい。

なかなか元気よく「いらっしゃいませ」というのは、勇気がいるのだけれど、私は言いなれているので、気にはならない。

ただ、私がいくら頑張って「いらっしゃいませ」と言っても、誰も答えて(こだま、やまびこ)くれないので、むなしい気はするけれど。

声が小さいのかしら?

ただ、あまり大きな声で言っても、お客様が驚かれてしまうといけないから、反応を見ながら、声量を調整しないと。

休みの日に買い物に行っても、レジに入ってきたお客様に対して「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」「箸はお付けいたしますか?」という言葉は聞こえる。

けれども、売り場を歩いていて、「いらっしゃいませ」が飛び交っていることはあまりない。

ほかのお店に行っても、そんなに頻繁に「いらっしゃいませ」が聞こえてくるわけじゃない。

まあ、休日の家電量販店は別としても。

レジに入っていて気になるのは、従業員同士で何かしゃべっているとき。

仕事の話とは思うのだけれど、それにしては長々としゃべっているなと。

昨日は、少し早めに「閉めなくていいレジ」に入っていたので、しまっているレジを開ける指示を出したり、応援を要請したりした。

まあ、明らかに混んでいたし、しばらく続きそうだったので。

平日とはいえ、夕方はやはり混むものだと。

「クレーム」と受け取るか「貴重なご意見」と受け取るか、でも終礼で言うなら、クレームであっても「貴重なご意見」と読み替えてほしかったなと思う。

普通に考えたら、売り場で商品を床に落としたら、無事でも無事でなくても、一応その場から撤退して、あとから出しに来るけどね。

誰が見ているかわからないもの。