仕事を辞めたいと思った別の理由

体調のことや家事のこともそうだけれど、それとは別の理由もある。

それは、「マスク未着用」のお客様が徐々に増えてきたこと。

マスクを着用していないお客様に限って、何かしら話しかけてくるから。

マスクをしている人の方がむしろ口数は少ない。

私は逆だと思うのだが。

マスクをしていない人に限って、「レジ袋ください」とか「タバコの1番ください」とか「ビニール袋は入れなくていいわ」とか「カードで払います」とかとにかくやたら喋るのだ。

喋りたいのなら、マスクをしてください、とは言えないので、やめることにした。

客の立場になってしまえば、マスクをしていたって、怒られはしない。

もちろん、今だってマスクをしていてもしていなくても、何も言われはしないのだけれど。

屋外ならマスクをしていなくてもいいと思う。

お店に入る時には、買い物している間だけでもマスクをすることはできないのだろうか?

確かに「個人の判断」ということだけど、それでスーパーとかのお店に入る時でも、マスクをしなくてもいいというふうにはならないと思うのだが。

自宅とか車の中とかはしていなくてもいいと思う。

あとマスクをしていない顔を自慢しているような表情の人もいる。

何の?

マスクも感染対策の一つでしょ、コロナがなくなったわけではない。

感染者数もコロナで死亡する人も「減少傾向」にあるというだけ。

ゼロではないのに、簡単にマスクを外せるものなのか?

5月の連休明けには「2類」から「5類」に変更になるということだから、ますますマスクをしない人が増えるだろう。

お店側も引き続きアクリル板とか消毒液を置くのか、従業員もマスクをしなくなるのだろうか?と考えていたら、こんな状態でもしも感染したらどうするなんて考え込んでしまった。

今マスクをしなくて来店してくる人は、もともとマスクなんて「したくない」と思っていた人たちではないかと思う。

「マスクなんてしたくないけど、政府が言ってるから仕方なくしている」という感じだったのかも。

その証拠に、たまにマスクを忘れて来店してくる人は、3月13日をきっかけにマスクをしてこなくなった。(お客様の話)。

混雑する時間帯はマスクをして欲しいし、レジに入る時だけでもマスクをして欲しい。

マスクをしていてもしていなくても、全く無言でレジに入ってくる人もいるけれど、お弁当がカゴに入っていれば「お箸をおつけしますか?」と聞くことだってある。

支払い方法がカードであれば「カードの差込(抜き取り)お願いします」ということもある。

その言葉に全て無言でいる人ももちろんいるのだけれど、大抵は何か言葉を発するわけで。

従業員に決定権はないので、お店側、ひいては本部の判断で「アクリル板(カーテン)の撤去、消毒液の撤去、従業員は事情がある場合を除き、マスクをしない」ということにもなりかねない。

あくまでも憶測だけれどね。

マスクをしていないお客様に対して、マスクをしているお客様と差をつけてしまいそうで怖いのだ。

実際は同じように振る舞っているけれど、そういうふうにするのも限界になってきたのだ。

私はあくまでも感染はしたくないので、マスクをするという防御をこれからも続けていきたいのだ。

まあ、屋外(犬の散歩とか)の時は外してもいいかなとは思うけど。