昔夫に言われたこと

パソコンなんか勉強せずに、介護の勉強でもすれば。

と夫に言われたことがある。

人には向き不向きがあるし、好みだってある。

私が介護の仕事に向いているとは思えない。

介護の仕事のほうが需要があるとでもいうのだろうか?

だったら自分がやれば、と思う。

定年していたって、介護のほんの軽い仕事ぐらいだったらできる。

力仕事は男の人のほうが向いていると思う。

医療現場と介護現場は、人手不足だというのは知っている。

医療現場はともかく、介護の現場に興味はない。

見ていて「大変だなあ」と思うことはある。

だからといって、自分がその業種に行こうとは思わない。

パソコンを使い始めたころも、(新しいパソコンが欲しいと言ったとき)、「ОŁさんじゃあるまいし、普通の奥さんにパソコンなんか必要ない」といった。

それを言ったときは、まだ夫の職場でもパソコンが導入されていなかった。

その後、私は新しいパソコンを手に入れたし、勉強をして、パソコン教室に通って、パソコンインストラクターの仕事を手に入れた。

それからしばらくして、夫の職場にもパソコンが導入されることになり、夫もパソコンを使う人になった。(まあもともと事務職だったし)。

夫は、優しくて、子どももかわいがってくれる人だけど、時々キツイことを言う。