今は60歳を超えたので、シニアの仲間入りをしている。(今月24日で62歳だ)。
スマホに関していえば、活用法はどうあれ、15年使っている。
初めてのスマホを契約したのが、今から15年前の4月14日だった。(誕生日の十日前だったから覚えている)。
最初はガラケーとの違いに戸惑った。
スマホサイトもまだ少なかったし、スマホの人口も多くはなかったから、情報はかなり少なかった。
書店に攻略本を買いに行ったり、パソコンで調べたりして、少しずつ使えるようになっていった。
その頃はパートで働いていたし、娘たちもまだ学生だった。
フルタイムではなかったので、スマホをいじる時間は十分にあった。
あれから15年、いろいろな世代の人がスマホを持つようになった。
ガラケー人口が減り、スマホに乗り換える人が増えてきた。
ただ、スマホというものの扱いに慣れるスピードは、個人差もある。
銀行のATMでお金を下ろせる人ならば、スマホは使いこなせるのではと思う。
どちらもタッチ操作だから。
ATMよりは画面が小さいので、スマホ特有の操作に慣れるまでは、若干時間を要する。
デジタルに関心を持っていて、色々調べることが苦痛にならない人などは、年齢に関係なくスマホを使いこなしていく。
逆に時代の流れで(周りがスマホに変えていったので自分もとか)、ガラケーから乗り換えた人などは、途中で根を挙げることがあるかもしれないし、スマホ=高額商品と思っている人は、ガラケーの方がいいと思うだろう。
ガラケーだって、1台も無くなったわけではない。
多分、まだ取り扱いはあるだろう。使っている人もいると思う。
決済に使うわけでもなく、ネットもあまり使わない、メールか電話だけという人も多いだろうし。
LINEが使いたくてスマホに変える人はいるだろうと思う。(私もLINEについては娘から勧められて始めた)。
重たいカメラを持ち歩く代わりに、スマホやガラケーで写真を撮る方が気楽だし。
私は、パソコン、ガラケー、スマホ、タブレットと渡り歩いてきたので、いろいろできているだけで、今の歳になって、急にスマホに乗り換えたのであれば、大変だっただろうなと思う。
ただ、今では攻略本もあるし雑誌もあるし、テレビの番組(NHKとか)でも放送されているから、今からやる人の方が恵まれているかもしれない。
今は周りの人間がスマホを持っている確率が高いわけで、私が使い始めた頃とは違う。
せっかくスマホを契約しても、あまり使っていない人もいる。
まあ、連絡手段をガラケーからスマホに変えたという人はいるかもしれない。
私は電話はほとんど使っていない、LINEが多い。
LINEを使うので、メールもメルマガを受け取るくらいになってしまった。
注文したものの発送通知だって、LINEで来ることもあるのだ。
新しい機械が手に入ったのがうれしくて、わからないことを調べるのが苦にならなかったから、マスターできただけなのだ。
パソコンと同じ。タブレットも然り。
スマホ(特にアップル製品)はマニュアルは薄っぺらくて、参考にならない。(何度か機種変をしたので、マニュアルは見なくなった
当時は、パソコンを使ってネットで調べるしかなかった。書店へもいった。
わからないことを調べるのが苦にならないかどうかで、使いこなせるかも決まってくる。
年齢は関係ないのだ、興味があるかどうかの問題。大きな文字で書かれた攻略本(雑誌)も今ならあるし。
難しそうだけれど、孫とLINEをしたいとか、散歩中に草花の写真を撮りたいとか、ペットの写真を撮りたいとか、そういう目標(目的)があれば、覚えられるものだと思う。
そう言った目的もなく、周りに流されてスマホを持ってしまうと、難しいと思ってしまうのかもしれない。
安いものでもないので。毎月通信料金がかかるわけだし。
LINEが使えて、写真(カメラ)が使えて、電話としても使える。
地図アプリなども使えるようになれば、自力で(紙の地図を持たず)目的地に辿り着くことだってできる。
「やりたい、覚えたい」という気持ちさえあれば、できるものなのだ。