シニア世代にはパソコン資格は無駄なの?

私は現在シニア世代だが、パソコンはできる。

30代から40代にかけては、パソコン資格はわりと熱心に取得していた。

50代後半に入って、再びチャレンジしたのだが、もちろん、合格(MOSは合格、サーティは一部だけ)したのだが、パソコン教室の講師に応募しても「不採用」になってしまった。

面接だけはしてくれるのだ(同じところで3回ぐらい面接を受けた)。

けれども採用はしてくれなかった。

年齢のせいなのか人柄も重視されたのかはわからない。結果は「不採用」だったというだけ。

書類選考ではねられたこともあった。

年齢制限なしで、事務的な仕事を探すと、あるにはあるが、家から離れたところ。

この年から電車通勤は嫌なので、応募はしていない。

家から近いところだと、年齢的に面接すらしてくれないところもある。

結局、採用率の高い自分の希望とはかけ離れた、レジ業務とかになってしまう。

採用率の高いと書いたが、不採用になってしまうこともあった。

募集人数が少なくて、別の応募者が採用になったのでは?という結果になった。

募集人数に限り無しのところはあるのだろうか?

以前働いていた職場に、事情があって一旦退職したのだが、再度応募したときのことだ。

その時はスーパーで働いていたのだが、どうにも雰囲気が嫌で(スーパーの)、再応募したのだが、今思うと最初から「断る」つもりだったのでは?と思われる節がある。

面接したときの雰囲気で、なんとなくわかるものだ。

その時(2度目の応募)は最初の時に同時期に入社した人もたくさんいたから、不採用になって恥ずかしくて、しばらく遠ざかっていたものだ。

スーパーの仕事を続ける羽目になったが、いっそのことそこでやめておけば良かった。

他で働いていないとなれば、採用してくれたかもしれない。

ちょうど股関節を痛めた頃で、良くなるまで休んで、復帰したのだが、そのまま辞めて仕舞えば良かったと。

そのくらい嫌な職場だった。

だから、今は辞められて本当に良かったと思っている。

仕事を探すにしてもそこは2度と応募しない。

チェッカー(レジ)以外の部署だったらいいけど。

早く帰れるし。

パソコンができる、資格もある、けれどもすでにシニア世代であるとなると、簡単に採用してもらえない。

定年まで事務の仕事をしていたというのならば、経験を買われて採用されるかもしれない。

私の場合は、パートがほとんどで、しかも事務的な仕事からは完全に遠ざかっているのだから、いくら資格があっても、パソコンが扱えても、採用はしてもらえないのだろう。

やれるとすれば、市で開催のオープンカレッジの講師とか、在宅ワーク(これも難しい)だろうか?

何かを考えよう。人に雇われることを期待しても無駄とわかっただけでもよしとしよう。

思い出

パソコン教室はどこも「初心者向け」だと思う。

私が初めてパソコン教室に通った時は、私も「初心者」だった。

そこで働くことになろうとは思っていなかった。

辞めてからも、MOS試験は受け続けた。

MOS2010を最後に遠ざかっていたが、再度「MOS2019」を受けてみようと思い、これまでは独学だったのが、パソコン教室へ通うことになった。

受講料もリーズナブルなのは良いが、そこは「試験会場」ではなかったので、自分で試験会場を探すしかなかった。

バージョンが「2016」であれば、市内で受けられたのだが。

すでに「2019」になっていたので、「2016」はないかなと思った。

2画面形式での授業だった。そこは未経験だったので、新鮮ではあった。

ただ、「模擬試験」に進むと、オンラインでの授業はなく、ひたすら問題を解くだけだった。

そして、(2019のバージョンまでは、accessの試験があった)エクセルとワードはそこのスクールで、模擬試験までは受講できるが、本試験は自力で探すのと、MOSの講座はもともと「エクセル」「ワード」(スペシャリスト、エキスパート)のみしかなく、パワーポイントとアクセスは独学になった。

そこのスクールでは「サーティファイ試験」の方に力を入れており、試験会場にもなっていた。

サーティファイ試験は受けたことがあるが、スクールに通うのではなく、オンラインの授業を選択した。

そこも、模擬試験になると、オンラインの授業ではなく、自分で問題を解いて、先生と答え合わせをして、解説をしてもらうという物だった。

ただ、級は「2級」までしかなく、「1級」対策はしてくれるけれども、ビデオ講座はなかった。

なので、問題を解いてできたら先生を呼んで、答え合わせと解説をしてもらうしかなかった。

私は、エクセル、ワードは2級は合格して、パワーポイントも上級を取った。

アクセスの講座はやはりなかった。

1級については、エクセルは受験するも実技の時に、受験番号を誤って入力してしまい、その分減点されて、合格にならなかった。

ワードの1級対策もしてもらったが、受験はしなかった。

そして講座も終了した。

最後のレッスンはなぜか、先生とつながらず、そのまま終わってしまった。

先生からも何も言ってこなかった。

もちろん、サーティファイ試験は、バージョンを変えて受験しようとは思っているが、この際オンラインでなくてもいいのかなと思う。

結局、仕事でエクセルなどを使わない私は、こう言った試験を定期的に受けることで、スキルを維持していかなければならない。

通っていたパソコン教室では、受講科目に入る前に「タイピング」をやらないといけない。

まあ「タイピング講座」を受講させられるよりはマシだけれど。

オンライン教室では「タイピング講座」を受講させられた。

その分、試験対策が遅れて、思ったような結果にならず、「なぜ、途中でタイピング講座を?」と思ったものだ。

先生曰く「パソコンの先生を目指しているなら、タイピング講座の受講は必要」ということだったが、私はパソコンの先生を目指す前に、サーティファイの試験に合格したかった。

エクセル1級の時でなく、ワードの2級の時に「タイピング講座」を受講したかった。

ワードの2級は(サーティファイ)自分で入力する問題もあるので、先にタイピングを習っておけば、入力のスピードも上がっただろうなと。

カリキュラムの組み方がおかしかったと思う。

今更だけれど、パワーポイントを先にして、エクセル2級、エクセル1級、タイピング講座、ワード2級、ワード1級の順番にした方が良かったのでは?と思う。

エクセル1級の直前に「タイピング講座」を挟まれてしまったので、受験日までの準備が整わなかったのも確かだ。

エクセル1級の受験が終わってから、タイピング講座でも良かった。

ワード1級の講座の直前にした方が、効果があっただろう。

ワード1級を自力で受けようかと思っていた。

けれどもその機会がなく、今日まで来てしまった。

何かの問題集を(できれば試験対策)解く方が操作のおさらいにもなるのだ。

残念ながら、試験はWindowsパソコンでやるので、マックで勉強しても意味はないのだけれど。

試験対策本もWindows向けになっているはずだ。

受けるかどうかは考え中だ。