レジの仕事は楽ではない

グロッサリー担当の人が、足が痛いらしく、しばらく社員と話をしたあと早退をした。

「レジならともかくグロッサーは大変だから」といっているのが耳に入って、「足が痛む時はレジでも大変でしたよ」と思わず口を挟んでしまった。

ずっとレジをやっているわけでもなく、品出しとかサービスもやったりする。

去年は足痛と膝痛で、2週間ほど休んだのだが(公休日も入れて2週間である)、復帰してすぐは痛みと闘いながらレジや品出しやサービス(カゴやカート集め)をやっていた。

それでも誰も「痛かったら無理せんでいいでね」とも言ってくれなかった。

それどころか、休みの間に「買い物に来ていた」と疑いをかけられた。

早退したのは祝日の前日、祝日の日はお休みだった。

元々お休みの日に買い物に行っただけなのに、なんだか勘違いされて、怒られた。

それでちょっと蟠りができてしまった。

それならいまだにやめないでいるのはなぜ?と思うだろうが、私は正社員の期間が短いので、年金はあまり多くは期待できない。

だからこそ、いわゆる「お小遣い稼ぎ」のために働いている。

勤務時間が4時間と短めなのはそのためだ。

1年近くは7時間(休憩時間を入れると8時間)働いていたのだけれど、体力が持たないし、家のことも回らなくなった。

そこで、本当は辞めるつもりだったのを時間を減らす形で残った。

あの時やめてしまえばよかったと今でも後悔している。

正直やめないでよかったと思ったことは1日として「ない」。

試験を受けたりするお金を稼ぐために続けているようなもの。

体力を使う仕事は他にもあるが、今よりもきつい仕事に就くつもりはない。

まあ、今年に入って3年目でもあるし、他に雇ってもらえそうなところもないので、続けているようなもの。

レジ自体は嫌ではないのだ。

ただ、人間関係が難しすぎて、疲れてしまうのだ。