パソコンやスマホを50代に入ってから使おうと思うと、戸惑うことが多いかもしれない。
私は、スマホはともかくパソコンは30代の終わりから使い始めた。
スマホに至っては、40代の終わりに近い頃から使い始めた。
それも、スクールとかに通わず、独学で。
私がパソコンを個人的に使い始めた頃は、企業でもパソコンが導入されているところはまだ少なかった。
書店へいってもパソコン雑誌のコーナーとか専門書のコーナーは近寄りがたい雰囲気もあった。
そういうことは気にせず、雑誌や専門書を買った。
スクールに通ったのは、資格を取りたいと思ったから。
パソコンの操作そのものは、まあできていたし。
資格だけでなく、仕事もそこのスクールでゲットできた。
夫は事務の仕事をしていたので、職場にパソコンが導入された頃は、私に色々聞いてきたものだ。
私は家族の中で誰よりも早く、パソコンやスマホを取り入れていた。
まあ、私のような人はまれで、実際は必要に迫られて?40代、50代からパソコンやスマホを始める人もいるのだろう。
パソコン教室が存続できているのは、仕事で使うとかはもちろんのこと、定年退職後に趣味で始めてみたいという人も、くるからだと思う。
なぜそんなことを知っているかというと、私が最後に通ったパソコンスクールの生徒層がそうだった。
まあ、小学生や中学生なんかもきていたけど。
パソコンインストラクターの仕事をやめてからも、パソコンを使うことはやめなかったから、少し年数が空いて、再び資格を取ろうと思った時にも、基本操作だけはできていた。
そういうのは、自然と身についているので、年数が空いたからといって忘れるものでもない。
パソコンのOSやオフィスのバージョンなんかもその都度アップグレードしていたから。
要するに、本人が「使いこなしたい」「使えるようになりたい」と思っていれば、年齢に関係なく、身につくものだと思う。
こっちの年齢を見て、「使えるはずがない」と決めつけるのだけはやめてほしい。
実際、今なんかはパソコンはともかく、誰も彼もがスマホを持ち歩くようになっているのだから。