結果は「採用見送り」

理由が「年齢」だったのか「人柄」だったのかはわからない。

とにかく「採用見送り」というメールが届いた。

パソコンを使いこなせる人間が、年齢というだけで「年寄りのオムツを交換する」ような仕事につけというのか!

パソコンも使いこなせない人間ならともかく、私のようにパソコンを使いこなせる人間が、年齢を理由に採用を「見送り」されるのは納得がいかない。

1年前なんか、同じ応募先で連絡は何もなかった。

それに比べれば、メールのような味気ないものであっても、連絡が来ただけマシなのかもしれない。

偏見と言われようがあえていう、パソコンも使いこなせない人間が、「介護」とか「飲食」とか「清掃」とか「軽作業」ならわかる。

私のようにパソコンを使いこなせる人間であっても、年齢がいっているというだけで、そういう仕事のみを紹介されるのは、納得がいかない。

夫の前職は「公務員(事務職)」だったから、今でもそれに沿った作業をしている。

私の方がパソコンを使いこなしているのに、事務の経験が乏しい(正社員としてジムの仕事をした経験が乏しい、独身時代のみ)という理由と今では年齢がいっているという理由だけで、今までにしてきたのは「レジ」の仕事が大半だ。

ケアマネに「パソコンが使いこなせるのに、レジの仕事なんてたるくさいら」と言われてむかついたのは「図星」だったから。

もちろん「たるくさい」と思いながら仕事をしたことは一瞬たりともないが。

年齢がいっているというだけで、「レジ」ぐらいしか採用してもらえない自分が嫌だった。

いつか「パソコンを使った仕事」についてやる、といつも思っていた。

けれども、そういった仕事に応募しても、よくて「面接」、下手すると「書類選考」で落とされる。

面接まで行っても「採用」なった試しがない。

今はもう60歳になっているので、「レジ」の仕事すら難しいかもしれない。

早朝品出しとか、シニアでも受け入れてもらえるレジの仕事とか。

私が希望する仕事にはつけそうにない。

ならば、自分で立ち上げるしかないだろう。

やってみようと思っている。

雇ってもらえる見込みないところに応募し続けるよりはマシかと。