60歳以上の人を「シニア」と一括りにするのは、正直抵抗がある。
スマホを使い始めた時期も人によって違っているから、シニアイコールスマホが「苦手」と言う先入観も嫌だ。
60歳以上(もしくは60歳に近い人)の中には、パソコンを使える人だっている。
パソコンが使えれば、スマホは使えるかと言うとそうでもない。
パソコンは、マウスやトラックパッド、もちろんキーボードなどを使ったりするが、スマホは指を使う。
(パソコンでキーボードを使うときに、2本指で打っている人もいるが、そこは置いておく)。
スマホは、電話機能付きの小型のコンピュータ。
ガラケー(フューチャーフォン)と違って、画面を拡大することができる。
今時のガラケーは、通信速度も以前と違って早いし、LINEにも対応している。
ただ、画面は大きくならない。
ガラケーからスマホに乗り換えて、1番つまづくのは、おそらく文字入力。
音声入力を使いこなせれば、文字入力もなんとかなるかもしれない。
夫がガラケーからスマホに乗り換えた1番の理由が、画面の大きさ。
ただ、夫にとっての最初の1台が「簡単スマホ(Android)」だったのは、不運だったかも?
SNSとか結構やっていたりするので、最初からiPhoneでも良かったかもしれない。
SEシリーズとか?無印?
今は無印のiPhone15世代を使っている。
わからないところがあると、私に(スマホ歴約15年)聞いてくる。
パソコンも使っているので、ちょっと検索すればわかることなんだけれど、聞いてくるんだな。
そのくせメモったりしないので、困る。
私よりも年上なので、がっつり?シニア世代だけれど。
各都道府県の市町村では、スマホ教室とかを定期的に開いている。
ケーブルテレビで放送されたものをYouTubeでも公開しているので、私もみている。
そこに出てくるシニアの人たちは、スマホに慣れている人、使い始めたばかりの人色々だ。
使っているスマホも、色々だ。
Androidスマホ、簡単スマホの人が多かったかも?
私が以前Androidスマホを使っていたのは、夫のためだったが、簡単スマホのAndroidOSと、普通のAndroid機種のAndroidOSとは若干仕様が違うようだった。
私には、簡単スマホよりは普通のAndroid機種のほうが、使いやすかった。
とはいえ使っていたのは、3年くらいだった。
Chromebookは、ChromeOSを使っているけれど、まあAndroidと仕組みは同じ。
それでもiPadの方が私には使いやすい。
色々使ってみて、それが分かったのであれば、それはそれでいいかと。
シニアと一括りで言っても、スマホもタブレットもパソコンもバリバリ使う人もいれば、パソコンはともかく、スマホは「よくわからない、難しい」と言っている人いる。
夫ですら、いっときタブレットに興味を持ったようだが、スマホを介さずに「電話機能」と使うことができないとわかると、途端に興味をなくしたようだ。
スマホよりも画面が大きくて、iPad miniぐらいだったら、夫が普段使っている手提げにも余裕で入るのだけれど。
タブレットは、たとえセルラーモデルであっても、電話番号を付与できないので、物理SIMカード(スマホ用)をスロットにさして、認証とかをすることはできる。
そこまでややこしいことを夫がしたがるかと言うと、多分しないと思うので、私も勧めなかった。