11年前は「ガラケーユーザー」だった。
朝の情報番組を見ていて、「iPhone」というスマホの存在を知った。
iPhoneは、当時は「ソフトバンク」しか取り扱っていなかった。
ソフトバンクショップの店舗数も少なかった。
某ショップに行って「iPhone4ください」と言ってみたら、「iPhone3GSでもOSをアップデートすれば、iPhone4の機能は使えるようになるので、iPhone3GSをお勧めします。すぐにお持ち帰りできますよ」とも言われた。
スマホユーザーも少ないころだったから、最初は「ガラケーの代わりに使える」くらいに思っていた。
ショップに行く前に、ガラケーの会社(ソフトバンクではない)から、乗り換えをして、電話番号はそのまま使えるようにしてもらった。
機種代金は、即金ではなく「分割」が使えるということで、そこはうれしかった。
容量はいくつだったか覚えてはいないけれど、それほど多くはなかったと思う。
それでも、下の娘が高校に上がった時から使い始めて、4年くらいは使ったと思う。
上の娘が大学に入ったときに、娘もiPhoneにして、同じ日に機種変したのがよくよく思い出してみたら、「iPhone5」だったから、実際は「3GS」は、2年くらいで「iPhone4S」を経て「iPhone5」だったように思う。
「iPhone5」の後、「iPhone6plus」、「iPhone8plus」で、現在の「iPhone11proMax」である。
手元に残っているのは、今使っているものと、「iPhone8plus」「iPhone3GS」である。
それ以外は、買取ショップで売ってしまった。
「iPhone8plus」がなぜ残っているかというと、まだ機種代金の残高がのこっているからだ。
もう一つの理由は、「touchid」がつかえるから残している。
今使っているのは、「faceid」なので、パスワードをいちいち打ち込んでいる。
パスワード保存機能がついているのは、うれしい。
全部を記憶するのは難しいので、iPhoneに保存してもらえるのはうれしいけれど、セキュリティを考えて、定期的に変えるようにしている。
まあ、使いまわしはしていないし、なるべく複雑にはしている。
あとは、使い始めたころは「スマホ」が「小型のコンピュータ端末」という風には思っていなくて、ガラケーと同じように使えるものだと思っていた。
まだ今のように雑誌や攻略本などが少ないころだった。
雑誌とか攻略本は、最新機種向けなので、旧機種だったりすると、雑誌とかも少ないのだ。
それでもいつも持ち歩いていたような気がする。
画面は「iPhone5」まではあまり大きくはなかった。
ただ、自分で文字を拡大できるので、ガラケーよりはましな感じ。
パソコンのほうが画面が大きいから、今に比べるとまだまだパソコンを使う機会が多かったような気がする。
アプリも使い始めたころはあまり多くなくて、ガラケーで見ていたサイトもなかなか見られなくて、イライラしていたものだけど、バージョンが上がるにつれて、アプリも増えてきたし、スマホで見れるサイトも増えてきた。
「iPhone6plus」からは画面も大きくなって、より見やすくなった。
今とは違って、データの移行はパソコンを使わないといけないのが面倒だった。
ただ、電話機能を使うときは、手で持っていると重たいから、「ガラケーのほうがよかった」と思ったこともあった。
今は「スピーカ通話」に切り替えて、耳にもっていかずに会話ができるから、だいぶ楽になった。
あまり電話機能は使わないのだけれど。
アプリも増やすだけ増やしてしまって、使わないものもいちいちアップグレード(アップデート)するので、使いたいものを探すのに苦労したものだ。