9割不採用ならば、面接はしてほしくない

向こうは「せっかく応募してきたのだから、面接だけはしよう。まあ採用しないけど」と言う感じだったかもしれない。

こちらとしては、採用される確率が限りなくゼロに近いのであれば、電話の時点で断って欲しかった。

面接を受けても不採用で、それが概ね「労働時間」と「年齢」なのであれば、応募するだけ無駄。

私はこの歳で、「フルタイム」の勤務をするつもりはさらさらない。

家庭に支障がない程度に働ければいいと思っている。

応募した職種は「パソコンインストラクター」だった。

面接官に色々無理な提案をされたけれど、労働時間以外は「できます」とはっきり答えた。

フルタイムの求人だったのなら、最初から明記してくれれば、応募なんかしなかった。

パソコンインストラクターは、まあ、パソコンの資格を持っていて、パソコンに関わる仕事がしたかったから応募したのだが、今回の一つ前の面接では「ずいぶんたくさん資格をお持ちなんですね」と言われた。(決して褒め言葉でないのは、言葉の調子でわかる)。

その職場は実は通算3回応募している。

1回目は電話で「お断り」の連絡があったが、2回目からは、「連絡なしイコール不採用」と言うことらしい。

3回も応募しているのだから、試用期間を設けて採用して欲しかった。

「ちょっと無理かも?」と思えばこっちからやめるのだし。

結局は「応募してきたらとりあえず面接」なのだ。

応募の時点て断ることはしないのだろう(年齢制限のある職場ではその限りではない)。

お盆休み直前に面接に行ったのも、不利だったかもしれない。

他にも「応募者がいるので」と言われた。

その後、応募した同じサイトをのぞいたら、「求人」はまだあった。

向こうが求めている人材がどう言う人なのかはわからない。

おそらく年齢は40代までで、フルタイムで働ける人なのだろう。

けれども、チャンスぐらいはくれてもいいのでは?と思う。

MOS試験はバッチリ取っているし、サーティファイの試験もエクセルとワードは2級、パワーポイントは上級まで取っている。

それが(エクセルとワード)1級だったらよかったのか?

募集要項には、資格がなくてもOKと書いてあった。

働き始めてから取ってももいいと言うことだ。

実際は、資格はとってあった方が良かったのかもしれない。

いいことばかり書いてある募集要項には注意しないと。

いま風のインストラクションでないにしろ、一応私にはインストラクターの経験がある。

ブランクがあるからと言うことなのだろうか?

「前の職場はなぜやめたのか?」と言う質問はしてこなかったので良かった。

1回目の時は、その質問されて、面接時間を45分も取っておいて、「不採用」だった。

同じ系列のスクールで、家から電車で50分くらいのところにも応募したが、結果は「他に活躍の場がありますよ、きっと」と言われて、断られた。

その時だって、美容院にしっかりいったのに。

年齢が40代までだったら、最初からそう明記してほしい。

面接に出かける時間が(準備も含めて)もったいない。

今は、法律で「年齢による差別」ができないことになっているが、結果が「不採用」なら、年齢による差別があったのと同じだ。

そう言う職種はもう応募するつもりはない。

膝の故障で、立ち仕事ができないから。

インストラクターに限らず、立ち仕事全般は当分無理だろう。

結果は「採用見送り」

理由が「年齢」だったのか「人柄」だったのかはわからない。

とにかく「採用見送り」というメールが届いた。

パソコンを使いこなせる人間が、年齢というだけで「年寄りのオムツを交換する」ような仕事につけというのか!

パソコンも使いこなせない人間ならともかく、私のようにパソコンを使いこなせる人間が、年齢を理由に採用を「見送り」されるのは納得がいかない。

1年前なんか、同じ応募先で連絡は何もなかった。

それに比べれば、メールのような味気ないものであっても、連絡が来ただけマシなのかもしれない。

偏見と言われようがあえていう、パソコンも使いこなせない人間が、「介護」とか「飲食」とか「清掃」とか「軽作業」ならわかる。

私のようにパソコンを使いこなせる人間であっても、年齢がいっているというだけで、そういう仕事のみを紹介されるのは、納得がいかない。

夫の前職は「公務員(事務職)」だったから、今でもそれに沿った作業をしている。

私の方がパソコンを使いこなしているのに、事務の経験が乏しい(正社員としてジムの仕事をした経験が乏しい、独身時代のみ)という理由と今では年齢がいっているという理由だけで、今までにしてきたのは「レジ」の仕事が大半だ。

ケアマネに「パソコンが使いこなせるのに、レジの仕事なんてたるくさいら」と言われてむかついたのは「図星」だったから。

もちろん「たるくさい」と思いながら仕事をしたことは一瞬たりともないが。

年齢がいっているというだけで、「レジ」ぐらいしか採用してもらえない自分が嫌だった。

いつか「パソコンを使った仕事」についてやる、といつも思っていた。

けれども、そういった仕事に応募しても、よくて「面接」、下手すると「書類選考」で落とされる。

面接まで行っても「採用」なった試しがない。

今はもう60歳になっているので、「レジ」の仕事すら難しいかもしれない。

早朝品出しとか、シニアでも受け入れてもらえるレジの仕事とか。

私が希望する仕事にはつけそうにない。

ならば、自分で立ち上げるしかないだろう。

やってみようと思っている。

雇ってもらえる見込みないところに応募し続けるよりはマシかと。

応募先から電話が来た

ぜひ面接をしたいです。

と言われた。

電話ではよく言われるんだけど、面接が終わると「残念ながら」と言われる。

今回は、とりあえず美容院には行っておくことにした。(今日予約が取れた)。

写真とかは明日でもいいのだし。

履歴書は、お手本を印刷して、清書は手書きにしようと思っている。

時間を午後からにしてもらったので、当日の午前中は空いている。

前回とは担当者が違うようなので、期待はできるかもしれない。

ただ、「扶養の範囲内勤務希望」ということははっきり言っておかないと。

今更、社会保険に加入するのは、面倒臭い。

国保の保険証を返還するのもだけれど、また国保に戻る手続きをするのも面倒だから。

扶養の範囲内にしておけば、勤務時間も社会保険に加入しなくても済む範囲内にしておかないと。

あまり頑張りすぎると長続きしないから。

頑張るつもりは、ない。

自分の時間を削られるのも嫌だし。

不採用になった人の履歴書は流石に保管していないと思うけど。

実は今回で応募は3回目。

2回目の応募の時には、結果すら知らせてもらえなかった。

今回は、結果だけは知らせて欲しいけど。

ずっと待ち続けるのも嫌だし。