60にもなってガジェオタは変ですか?

私のガジェット好きは今に始まった事ではない。

40歳間近になって、パソコンを使い始めて、パソコンを教える仕事に就いた。

いわゆるパソコンインストラクターだが、だいたい4年くらいやっていたか?

その後は、パソコンを使う仕事には就くこともなく、ただ、オフィスソフトの更新とMOS試験を受け続けたことだけ。

ガラケーがスマホに取って代わり、家で使うだけだったパソコンもスマホという小型のコンピュータとして外に持っていけるようになった。

タブレットはスマホを使い始めてから、1台を契約した。

セルラーモデルだったので、一応副回線である。

デスクトップパソコンもノートパソコンも複数台持っていたのだけれど、年数が経つにつれて、引退したものもある。

今使えるのは、Windowsのノートパソコン、デスクトップパソコン。

アップル製品は、パソコンではデスクトップパソコンとノートパソコン。

スマホは外でも使えるものは2台。

タブレットは外で使えるものは1台。

あとは、機種変後も手元に残ったスマホ2台と、WiFi専用で使っているタブレット。

台数にしたらかなりの数になるのだけれど、ここ数年は仕事には使っていない。

ブログを書いたり、YouTubeを見たり、ネットショッピングやWEBサイト閲覧、Amazonプライムビデオを視聴したり、読書(と言ってもほとんど漫画)に使っている。

いっときは、資格を目指して(MOSやサーティファイ)パソコンもほぼ毎日のように使い、スクールやオンラインで学んでいた。

それでもパソコンを使う仕事には就くことができなかった。

40を過ぎてしまうと、そういう仕事に就くのが難しい。

コネでもあるのなら別だけれど。

再就職支援制度のあるスクールで講座を受講して修了すれば、チャンスはあったかもしれない。

そう言った講座の講師を務めたことはあるが、それを生徒になって受講しないといけないというのだ。

つまり一人で勉強していくら資格を取っても意味がないということ。

自分で起業でもするのなら話は別だけれど。

複数台持っていると大変なことは、アップデートがあった時。

OSもだけれどアプリもあるので。

まあ、ショップの人に喋らされてつい言ってしまったが、あまり外部の人間には打ち明けるものではない。

いい年をしてなんて心の中では思っているのだから。

そんなことは大して気にしてはいないが、話が合う人がいなくて。

年代こそ60代だが

私は年代こそ60代だが、パソコン等のデバイス(ガジェット)は得意だ。

それは60代から始めたわけじゃないから。

私よりも上の年代の人でも、パソコンやスマホタブレットを使いこなしている人がいる。

YouTuberをやっている人だっている。

そういう人は「わからないことを分からないままにしないで、自分で調べることができる」人なのだ。

「分からない」といって人に聞いてばかりいる人。まだ聞いてくるだけマシ。

「分からない」として決して手を出そうとしない人。

まあ、従来の携帯電話ぐらいは持っているならいいと思う。

今は公衆電話って、ほとんど設置されていないから、携帯電話(ガラケー)ぐらいは持っていないと、不自由する。

今の若い子は、公衆電話とかテレホンカードの使い方は知らない。

テレホンカードなんて今はない(金券ショップとかならあるかも?)。

ないと困るもの、携帯電話もしくはスマホなんて。

そういうのに全く縁のない人は、固定電話にしている。

けれども固定電話も時代の流れとともになくなる方向だそうだ。

皆携帯電話は持っているが、固定電話を引いているのは、年配の人がいる家庭が多い。

今日、たまたまショッピングモールのフードコートで食事をしていたら、テーブルで、スマホをいじっている人がいた。

ごく当たり前の光景になってしまった。

テーブルで椅子に座っていじっているのはいい。

モール内を歩きながらスマホをいじられるのはちょっと。

あちこちに休憩用の椅子(ソファ)があるので、落ち着いて座れるのがいい。

話を戻すが、年齢に関係なく、自分が覚えたいと持ったことに対しては、人というものは集中できるのである。

逆に覚える気がないと、上達もしないものだ。

60代以上のスキルアップは無駄か?

とうとう60代に突入してしまった。

それでも私はスキルアップをやめない。

どこまでもやり続ける。

試験を受けるにも勉強をするにもお金がかかるから、仕事は探したい。

正社員時代が少なくて、社会保険に加入していた期間も短い。

年金をもらえるのは65歳からなので、後5年はある。(正確には4年と9ヶ月ぐらい)。

60代以上で仕事を探すと、年齢不問で事務の仕事は、家から遠くてフルタイムになってしまう。

あとは、介護とか飲食とか掃除、単純作業になってしまう。

60歳超えていたって、パソコンが得意な人はいるだろうに。

それは60歳になるまで、どこかで何年も事務の仕事をして、定年になって、時短の仕事を探す人向けなのかなと思う。

試しに、パソコンインストラクターの求人に応募してみたけれど、書類選考で落とされてしまった。

せめて面接ぐらいはして欲しかった。

結局は30代40代がメインということか。

けれども、実際問題、30代40代で、独身ならともかく既婚の場合、子供の行事とか急病とかで休むこともあるだろう。

私の場合、夫は元気だし、双方の両親はすでに他界しているので、介護の心配はない。

なのに、60代(50代の時も)パソコンインストラクターの仕事は、面接まで行ったとしても、結果は不採用だった。

スキルアップ自体は無駄とは思わない。

私が取りたいと思っている資格は、取るつもりだ。

誰がなんと言おうと、関係ない。

私が自分の医師で、勉強をして資格取得を目指すのだから、外野は気にしないことにする。