デジタルが苦手なのはシニアに限らない

デジタルが苦手なのはシニア世代とは限らないと私は思う。

私はシニア世代に入る前にデジタルをマスターした。

だから、昨日今日デジタルライフ(スマホデビューとか)を始めた人と一緒にされたくない。

若くたって、デジタルが苦手な人もいるのだ。(少数だろうが)。

なのに、YouTubeでは「シニアの方、中高年の方、初心者の方」と言われる。

シニアと中高年はまあいいとして、初心者ではない。

それをいくら主張したところで、私は現在何の仕事にも就いていない。

だからと言って、一括りにされるのは甚だ迷惑だ。

上の世代の人だって、デジタルライフを満喫している人はいくらでもいるのだ。

ただ、自分の日常のこととか、年齢を考えた服装とか髪型(メイクも)とかをテーマにしている。

私は、YouTubeをやるとしたら、そういうテーマではやりたくない。

一括りにされるのは嫌なので。

私が取り上げたいテーマで動画を作るつもりだ。

この先、YouTube自体が廃れて行くかもしれない。

けれども、何かを発信しようと思ったら、YouTubeなのは間違いはない。

デジタルデバイドはシニアとは限らない

メカ音痴は年齢を問わず存在する。

元々そういうものが苦手な人は、年齢を問わず存在するのだ。

逆に、シニア世代でも今までの経験から、デジタルに強い人は存在する。

わたしがそう。

なのに、シニア世代は一括りにされて、デジタルに弱いものだと認識される。

それは不公平だと思うのだが、シニアでもデジタルに強いことを証明しないといけない。

ただ証明したからと言って、即仕事に結びつくとは限らない。

それは不公平だなと思うだけだ。

シニアが皆デジタルが苦手なわけではない

シニアでなくてもデジタルが苦手な人はいる。

シニアになる前に、パソコンやタブレット、スマホを使えるようになった人だっているのだ。

シニアになってからスマホを使い始めた人と、一緒にされるのは迷惑というものだ。

スマホにしろ、タブレットにしろ、馴染みのない人にとっては、なかなか受け入れるのが難しいものだ。

パソコンを使ってきた世代であれば、なんとかなるかもしれないが。

パソコンも使ってこず、ガラケーのみの人だったら、敷居が高いのは当然だろう。

中には、ガラケーすら使ってこなかった人もいるかもしれない。

ガラケーとスマホとでは仕組みが違う。

料金のことを考えると、ガラケーの方が「お得」と思ってしまうのかもしれない。

ただし、ガラケーのサイズからすると、歳を重ねるにつれ、見ることが辛くなってくるかもしれない。

夫がスマホに変えた動機がまさにそれだった。

スーパーに勤めていた時も、ドラッグストアの時も、ホームセンターの時も、支払い方法は皆さまざまだった。

最近は、バーコード決済が多いようだが、その前まではクレジット決済か現金だった。

ドラッグストアの時とホームセンターの時は、クレジット払い、商品券払い、電子マネー払い、現金払いだった。

ドラッグストアの時は、クレジット払い、電子マネー払い、現金払いだった。

ホームセンターの時は、独自の電子マネー機能付きのクレジットカードが出たり、クレジット機能なしのポイントカードが出たりした、私がいた時は、商品券払いはあっても、他の電子マネーとか今でこそ導入しているけれど、バーコード決済もなかった。

どの職場でもクレジットカード決済はあった。

もっと遡って、家電量販店の時は、現金払い、商品券(ギフトカード)、クレジットカード払いだった。(今ではそのお店でも、バーコード決済もできる)。

年齢問わず成人だったら、クレジットカード決済もあった。

もちろん、現金払いがいいという人も普通にいた。

スーパーで働き始める頃には、年齢に関係なくバーコード決済(その前はQRコード決済)を利用する人もいた。

デジタルデバイドに値する人は、何がなんでも現金払いの人が大半かなと思う。

そんな人でも銀行のATMぐらいは使うと思うのだが。

まあ、クレジットカード払いとかバーコード決済とかが嫌いな人もいるだろうし。

電子マネーくらいは使う人もいると思う。

夫は電子マネーは使っていないし、電子マネーがどういうものなのかも知らない。

それでもパソコンは使っている。

スマホデビューは時間がかかったけれど、今はそれなりに使いこなしている。

簡単スマホからのiPhoneへの機種変更だったが、最初からiPhoneを勧めておけばよかった。

機種変更の手順が簡単なので。データ移行とか。

今まで触れたことすらないものをいきなり使えと言われても、戸惑うだけ。

そういうちょっと怖がっている人でも、受け入れてくれるようなシステムを作る必要があるのでは?と思う。

テレビドラマを見ていても、ちょっと古めのドラマだったりすると、ガラケーがたびたび登場する。

今のドラマだと、ガラケーはスマホに取って代わられている。

公衆電話もない、固定電話も契約する人は激減している。

こう言った時代だからこそ、ガラケーぐらいは使える人には、スマホの機能は、宝の持ち腐れかもしれない。

ただ、ガラケーが使っている電波がなくなっていく以上、スマホに変えざるを得ない。

もしくは、機能を絞ったガラケー(もしくはガラホ)が必要かも。

ただ、そういうのって(夫が使っていたから知っているけれども)、正直使いづらいのだ。

私がガラケーを使っていた頃は、メールと電話、時々カメラで、(インター)ネットはパソコンを使っていた。

ネットも使えるガラケーだったけれど、画面が狭くて情報量が少ないので、パソコンの方が楽だと思った。

私はガラケーよりもパソコンを先に取り入れたので。

そういう人て、私以外にもいると思う。

シニア世代に入る前に、パソコン、ガラケー、スマホ、タブレットを使ってきた人が。

夫はいまだに私が教えないと、スマホからプリンターに印刷することもできない。

パソコンからはできている(それも私が設定した)。

スマホとパソコンの連携ができないし、パソコンでメールを受信することもできない。

OS(Windows10)も来年にはサポートが終了するので、新しいパソコンが欲しいようだけれど、なかなか踏み切れないようだ。

多分、Windowsアップデートもしていないのでは?と思う。

パソコンでネットはあまり使っていないようだ。

オフィスソフトで文書作成と、それをプリントアウトするくらい。

ネット検索とかメールとかその他SNSなどは、スマホでやっている。

写真(動画も)撮影とかもiPhoneに機種変更してからは、嬉々としてやっている。

iPhoneの容量もiCloudの容量も足りていないようだが。

スマホに、メールアドレス(iCloud以外の)を設定していないので、苦心している。

なんか、職場でオンライン問診をするにあたって、設定が必要な時に、今まで使ってきたメールアドレスを設定したら、先に進まなくなった。

それで「iCloudのメールアドレスを使ったら?」と提案して、そのアドレスを使ったら、ちゃんと先に進むことができた。

いずれは、もともと使っていたメールアドレスもせってしてあげようとは思うのだが、しょっちゅう出かけて、家にいつかないのでなかなかチャンスがないのだ。

パスコードもFace IDも設定していないから、誰か悪い人に拾われたら、悪用されそうだけれど。

私が言ってもいうこと聞かないのよ。

面倒臭いのかもしれないけれど、同じネットワークを使っている以上、もしもトラブったらこっちにもとばっちりが来るので、最小限のセキュリティ対策はして欲しいと思う。

夫はデジタルデバイドではないが、知らないことが多すぎる人だ。