よくよく考えてみたら、パソコンってかなり長期間使っている。
娘たちが幼稚園に入る前だったから。
軽く20年は使ってるなと。
まだ「IT革命」とか言われる前だったから、パソコンを専業主婦(当時は)が買うことに関して、夫からの風当たりが強かった。
「OLさんならともかくあんたがパソコン使ってどうするわけ?」と言われた。
無料で譲られたパソコンを与えられた。
Windowsなんか入っていないやつ。
仕事で使うわけでもないのに、お金なんかかけられるか!って感じだったと思う。
無料で譲られたパソコンにWindows(95ではなく、3.1)を導入するのに、パソコンショップに行くことに対しては、付き合ってはくれた。
ただ、そのノートパソコンにお茶をかけてしまって使えなくなってしまったので、パソコンをねだったところ、冒頭の「OLさんならともかく」の下りを聞かされた。
それでもぐずって「一番安いやつで、後から色々買い足さないなら」という条件で、購入を「許可」された。
安いやつを選んだら「デスクトップパソコン」だった。
それも家までは配達してくれるけど、「セットアップはご自分で」と言われた。
最初がそんな感じだったので、自分でなんでも調べて吸収するしかなくて、家族の中で一番詳しくなってしまった。
そのおかげで、「パソコンインストラクター」という職にも就くことができた。
確かには子育てや家事をサボってまで、パソコンをマスターすることに時間を費やしたと思う。
それでも、サボったとは言っても最低限のことはしていたし、子育てに関しては、「父親も参加すべき」と思っていたので、しっかりと巻き込んだ。
子育てに関しては「ワンオペ」はおかしいと思っていたので。
家事に関してはあまり協力はしてくれなかったが、子供たちの世話に関しては協力してくれた方だと思う。
「後から色々買い足さない」という約束は結局は守られることはなかった。
プリンターも買ったし、デジタルカメラも買った。
こっそりパソコンも増やしたし。
最初に買ったデスクトップパソコン以外に、ノートパソコンを2台は買っていたな。
それをネットワークで繋いだりして。
一部屋パソコンルームになっていた。
引っ越しをして、パソコンはさらに増えた。
自作パソコンも含めて、3台か4台は増えたと思う。
次の引越しで、デスクトップパソコンは置き去りになった。
今の家で、ネットでパソコンを購入した。
いわゆるBTOパソコンを購入した。
本体のみで、ディスプレイは自分で調達したりとかマウスとキーボードも自分で調達した。
最終的には、2台の本体を並べて、キーボードとマウスを共有にしてしまった。
2台の本体(デスクトップ)のうち1台は使えなくなってしまて、残りの1台のみ起動している。
自作パソコンについては、もはやインテリアと化している。
ノートパソコンもしっかり使えるのは1台のみ。
Windowsパソコンに関しては。
マックについては、iMacとMacBook Airの2台を使っていて、あとはスマホとかタブレットとかを交代で使っている。
パソコンもタブレットもスマホも使い続けている人は、しかもWindowsと並行でという人は、稀ではないかなと思うけど。
それでもパソコンに関連した職につけていない、理由は「経験が少ないのと、歳をとっている」から。
なんだか、すごく理不尽だなと思う。
若い人を優遇したいのはわかる(長く勤めてくれそうだから)、それでも今の私なら、いろいろなしがらみ(子どもの用事とか介護など)はないので、それを理由に休んだりはしないのにも関わらずである。
私はパソコンを触るのが好きだ。
パソコンを触る仕事に就けたら、すごく嬉しいと思うし、できる限り続けたいと思う。
年齢に合った「スーパーのレジ」の仕事も最近まではしていたが、そこは楽しい職場ではなかった。
頑張っただけ評価されるというものでもなかったから、辞めた。
まあ、「引き留め」もしなかったから、それだけの評価だったんだなと思う。
なので、辞めてからは1回も買い物に行っていない。
そんな義務もないもんで。
この年になったら、やっぱり居心地のいい場所(職場)を求めるものだと思う。
自分の思うような職に就けないのなら、自分で何かを始めるしかないと思う。
例えば「YouTuber」とか?
我慢をするしかない職場にいるよりは、「YouTube」の世界のほうがマシな気がする。
人から何と言われようと。
一度しかない人生なら、思うようにやってみたい。
私の行動を制限するしがらみはもうないのだし。
パソコンとこれからも楽しく付き合っていきたいと思う。