私がパソコンを触り始めた頃は、パソコンは今と比べると高価で、そして使いにくかった。
それでもプリンターやデジタルカメラを繋いだり、インターネットを楽しんだり、時にはWebサイトを作ったりして、楽しかった。
外付けハードディスクやMDドライブなども接続した。
通信カード(屋内LAN用)を買ってきて、パソコン数台を接続し、データのやり取りができるようにした。
Wi-Fiなんてなかった頃だった。
ちょうどその頃は、パソコンインストラクターとして働いていた頃だった。
結婚後に在籍していた職場としては、一番長く4年も続いた。
辞めたのは、経営不振になり、給料が支払われなくなったから。
(その後、倒産したが、未払いの給料は未払いのままだった)。
Windowsのパソコンが多かったが、マックを使い始めて世界観が変わった。
初マックはノートパソコンだった。
地元ではなく、電車を乗り継いでいった。
(県内だから地元ではあるけれど、家の近所ではないという意味)。
メモリーの増設もセットアップもしてくれた。
喜び勇んで電車に乗って家に帰ったものだ。
Windowsとマックのデータの共有もできた。
同じネットワーク上に置いておけばできる。
今のようにクラウドがなかった頃だった。
今はなぜパソコンを触るのが楽しくないのだろう。
趣味でパソコンをいじっている人なんていくらでもいる。
無理に仕事にしなくてもいいとは思うけれど、せっかく取った資格を活かせないのはなんだか悔しいのだ。
多分その悔しさで、勉強に熱が入らなくなり、勉強とは無関係なマックやタブレットに(どちらもアップル製品だけど)はまっていったのだと思う。
こうやってブログを書いているのだから、パソコンが嫌いになったわけではない。
勉強をしていくのが虚しくなっただけ。