もう一度パソコンインストラクターに

もう一度パソコンインストラクターになるのは、無謀な夢なんだろうか?

パソコンインストラクターに復帰したくて、パソコンの資格を取るために、教室に通ったり、オンライン講座を受けている。

パソコン教室もパソコンの操作方法だけでなく、タブレットやスマホなども学習できる。

まあ、タブレットもスマホも私は習う必要はないのだけれど。

ただ、タブレット、スマホ、パソコンを家で使っているだけでは、なかなかパソコンを使う仕事に雇ってはもらえない。

だからこそ、資格を取ろうと思った。

パソコン関連の資格だけでなく、情報処理技術者試験にも挑戦してみようと思っている。

私にとっては、パソコンに絡んだ資格を取って、今の仕事から変わりたいというのが一つの目標なのだ。

パソコンで、オフィスソフトを使って、こんなことやあんなことができるとアピールすることも必要なのかな?と思う。

携帯電話会社にも応募してみたけれど、面接すらしてもらえなかった。

家電量販店も今の年だと無理だった。

(60歳で定年ですが、いいですか?と言われた)。

私の年齢って、パソコンとかスマホとかの機械ものに「弱い」という相手の企業側の「思い込み」があるのかもしれない。

私よりももっと年上の人でも、パソコンやスマホを使って、いろいろなことに(趣味も含めて)使っている人なんて、結構今はいるのだ。

そういうものに「弱い」人もいるのだけれど「強い」人もいるってこと。

今通っているパソコン教室もオンライン講座を受けているパソコンスクールも、「インストラクター」に応募してみたことはあるのだ。今から5年くらい前のことだ。

もう一軒応募したけれど、「大した給料(月5万円くらい?)は払えませんけれど、それでも良ければ応募してください」みたいに言われた。

教室に通ってくる人も、年齢はいろいろで、私の年に近い人もちらほらいる。

「基礎」「応用」飛ばして、いきなり「MOS試験対策講座」を受講し始めて、3か月半くらいで「本試験」を受けた。

よく受かったものだと思う。

対面しての講座ではない、生徒用のパソコンと講師用のパソコンで、講義を聴きながら、操作をしていくというもの。

ホワイトボードに板書してもらって、操作をするスタイルしか知らなかったもので、最初はついていくのが大変だった。

インストラクターに復帰するにしても、生徒を経験するのも必要なのだと思う。

50代の人がインストラクターで、60代以上の人に教えるのも「あり」なんじゃないかと思う。

できれば「セキュリティ講座」とかもやってみたい。

そのためには、IT系の資格を取りたい。

いや取ろうと思う。

勉強することが増えてしまうけれど、後悔はしたくないから。

まあ、インストラクターにこだわってはいない。

そういう仕事に就きたいと思っているだけ。

時間は作るもの。

インストラクターとしての経験

パソコンインストラクターとして4年勤務していた。

最初は、「受講生」として通っていたのだが、インストラクターになってみないと「スカウト」された。

簡単な面接を受けて、わりとすぐ採用になった。

職業訓練クラスの「インターネット」担当になった。

パソコンインストラクターとしてデビューしたときの担当科目。

再就職のためにパソコンを習いに来る人がいたのだ。当時は。

職業訓練クラスはその後も何回か開港され、担当講座もその都度変わった。

それとは別に一般クラスの「Excel」や「Word」も担当したし、時には「Access」とかも担当したし、自分が合格した講座「コンピュータサービス技能評価試験」の「Excel」の担当もした。(現在の「サーティファイ試験」とよく似ている)。

MOS試験は自分が好きで受けていたけれど、対策講座も担当していたような気がする。バージョンがめちゃくちゃ古くて「Office2000」だった。

後、情報処理試験のほうでは「初級シスアド講座」(現在の「ITパスポート試験」)も担当した。

「先生」と呼ばれてちょっと得意になっていたころでもある。

そこを辞めたのは、「経営不振」からか「給料」が「振込」されなくなったから。

やめてから「倒産」していた。社員ではなかったから、未払いの給料はもらえないまま終わった。

その後、数年くらい前に今通っているパソコン教室に「応募」したけれど採用はされなかった。

もう一度、パソコンを教える仕事に就きたいと思うし、パソコンを使った「事務」とかの仕事に就きたくて、教室に通って資格を取るために勉強している。

受講スタイルも、私がインストラクターをしていたころとは変わっているので、まあ、大変だとは思うのだけれど。

インストラクターの経験は、決して無駄ではないと思う。

生徒としての立場を経験してみるのも、この先役に立つと思う。