派遣会社側の言い分

派遣会社が50代の契約を敬遠する理由がある。

派遣元も派遣先も、50代の人から見たら、年齢は「下」ということ。

仕事の指示を出すにしろ、周りとの付き合い方にしろ、50代は「扱いづらい」そうだ。

50代とひとくくりにするのもどうかと思う。

後、50代だから「パソコンが苦手・できない」と思われていること。

これもひとくくりにされたくない。

実際に派遣してみて、本人が言っているほど「できて」いなかったり、周りともうまくやれてなかったりも多いのだと。

だから、私がいくら「マイページ」に資格取得を入力しても、実際に応募してみても「面接」まで行きつかないのだ。

そして、私が希望していない職種(例えば、介護とか軽作業、飲食業)などを紹介してくる。

「スペシャルオファー」と表示されているから、見たら「介護職」だった。

仮に私の希望に近い職種であっても、パソコンスキルを活かせないところが多い。

パソコンできなくても大丈夫、電話さえ取ってくれれば、みたいな。

「OAスキル不要」とか。

そういうところで経験積んで、周りが認めてくれれば、もう少し希望に近いところも紹介してもらえるかもしれない。

それでも年齢層が20代30代では、いくら私でも応募はしない。

30代40代できれば50代も含まれているほうが応募はしやすい。

ちなみに、40代以上を対象とした派遣会社または転職サイトだと、紹介されるのは「介護」「軽作業」「飲食」の3つくらい。

実際に登録してみたからわかる。

新人派遣社員が、自分たちよりもかなり年上だと「扱いにくい」と思われているのは、どこも共通しているらしい。

ギリギリ40代までということなのか?

派遣会社の言い分はわかるのだが、だからと言って自分が希望しない職種に就くつもりはこちらはないのだ。

結果は?

結果は「封書」できて、「今回は採用を見送らせていただきます」という紙切れと一緒に、履歴書が同封されていた。

今の仕事を辞めていなかったのが理由なのか、他に理由があるのかは不明だが、「まあいいや」と思った。

「不採用」になって恥ずかしいから、そこの(今回応募した)店舗にはしばらく行かないでおこうと思う。

まあ、3年ぐらいたてば、顔触れも(社員も含めて)変わるだろうから、その頃には行くかもしれないけれど。

ほかの店舗でも品ぞろえは大して変わらないし、買うものも犬の餌とか日用品とかなので、わざわざ「不採用」になった店舗に行く必要はない。

やはり、面接に行くのはやめておけばよかった。

今のところをちゃんとやめてから、改めて応募したほうが良かったのかもしれない。

「以前いた職場だから」という甘え(期待)もあったから、結構がっかりしたけれど。

派遣会社には何も期待しない

何度も応募したのに、面接まで進まないのは、「上司が年下」「年齢的に体力が心配」の2点が主な理由。

そんなの少なくとも「上司が年下」というのは今の職場だってそう。

だからそこは気にならないといいたい。

そして体力面だが、家から近いところならば、気にしてもらわなくても結構。

まあ、電車に乗って通勤となるときになるのは仕方がないと思うけれど、近場ならば気にならないのではと私は思っていた。

ところが、近場に応募したにもかかわらず、「なかったこと」にされている。

結局は、私の年代には仕事を「紹介」したくないということなのだ。

もっと自分の年にあった仕事をしていろということなのだろう。

「レジ」はともかく、「飲食」とか「軽作業」とか。「介護」については、体力が必要とされる職種だと思う。

それなら、「レジ」の仕事を続けるまでだと思う。

派遣会社のうち一社に対しては「紹介は不要」としておいた。

「テレアポ」というのもあるのだけれど、正直私の好みではない。

事務系の仕事に就けるように、スキルアップをしているのに、応募しても「なかったこと」にされるのは、正直つらい。

事務の仕事の経験は、一応あるのだ。ブランクがあるというだけで。

向こうにもいろいろ言い分はあるのだろうが、一応こっちの言い分も聞いてほしいと思う。

電車で一時間かかるところに毎回通うのは大変かもしれない。

派遣先によっては、慣れてきたら「在宅」のところもあるのだから、そういうところを紹介してくれたらと思うのは、こっちのわがままなのだろうか?

最近、派遣ではなく、元居た職場の「レジ」に応募してみたけれど、GW中ということもあり、返事が来ていない。

ここまで待たされているということは、ダメということなのだろう。

足も痛めてしまったし、正直立ち仕事がメインの「レジ」も限界なのだけれど。

派遣会社は、登録を取り消そうと思う。

紹介してもらえないのに、こちらの個人情報を提供する必要はないのだから。