今やっているのは「どうする家康」というドラマ。
タイトルから分かるように、徳川家康が主役である。
このドラマを見るにあたって、日本史をおさらいしてみた。
徳川家康の生涯が漫画になった物を何点か読んだだけだが。
大河ドラマでは、徳川家康が主役のものと、登場人物として徳川家康が出てくるものとがある。
民放でも「大奥」という形でドラマになっていた。
老眼があまりひどくなかった頃は、文庫本で歴史物とか大奥のノベライズ版とかを読んでいた。
まあ、今は電子書籍でも読めるので、またゆっくり読んでみたいけど。
大河ドラマがきっかけで、歴史に興味を持つようになったのならばそれでいいと思う。
史実と違うとかはこの際どうでも良い。
ドラマとして楽しめるかどうか。
まあ、とある場面については、ちょっと納得しかねるところもあるけれど。
歴史の授業ってわけじゃないから。
教科書にだって、ドラマほど詳しく出ているわけではない。
本能寺の変、関ヶ原の戦い、大坂冬の陣、夏の陣などは、知っている。
大河ドラマではなく、「水戸黄門」とか「暴れん坊将軍」なんかは好きだった。
そう言ったドラマから、歴史に興味を持つことだってあるのだ。
大人になってから歴史を勉強するのも悪くない。
受験するわけではないので、肩の力を抜いて、色々調べたりできる。
各地の城を訪問したり、遺跡を見に行ったり、ドラマがきっかけで、そういう楽しみができたと思えば、史実と違っていようが、一種のエンターテイメント作品だと思ってみていればいい。
facebookの「どうする家康」というグループで、歴史通の人が蘊蓄を述べたり、ここは史実と違うじゃないかと言ってみたり、いろいろな意見が飛び交うのはいい。
ただ、ドラマはドラマとして、フィクションなんだから、歴史の授業じゃないのだから、楽しもうと私は思う(発言はしていない)。
本格的に研究したいのなら、ウェブ上にいくらでも資料は転がっているし、図書館とかにいけばいいのだ。
博物館とかもあったりするし。
ドラマについて語り合う場所ならば、蘊蓄とかケチをつけないで、純粋に楽しめばいい。
私は、色々な意見が飛び交っていて、読むのが楽しいから、毎回見に行っている。
まあ、私もみ始めた頃は、ついついネタバレ(ここは本当は違う)を言って、夫が「やめてくれよ」と言ったりもした。
あまりにも史実とかけ離れていたりすると、「えー」ってなるけれど、まあ、そう言ったこともあったかもしれないなぐらいで流しておけばいい。
当時の文献をもとに作っているわけだから、その時代に生きていた人が、本当はこうこうだったなんて、いうわけもないし。
色々な解釈があっていいのだと思う。
色々過去に大河ドラマになった作品を見比べてみるのもいいかもしれない。
歴史って知ろうとすればするほど、面白いものだ。