JAバンクの営業マン

昨日、時間帯は食事時、インターフォンが鳴った。

「お世話になります。ひまわり農協です」とのこと。

(うっかり)出てみると、どうやら私に用事があるようだった。

「まだ先のことかと思いますが、年金受け取り講座を当行にご指定いただければ、年金受け取り開始まで、毎年誕生日プレゼントをお届けします。そこで申請書を書いていただきたいです」。

だいぶ端折ってしまったが、大体こういう内容だった。

「それって今すぐ書かないといけないですか?(食事時なのに、強風なのに)」

「できればお願いしたいです」。

「今日はちょっと」(食事時だよ、非常識じゃない?)。

「ご都合のいい日に改めてお伺いしますが、いつがよろしいですか?」

「今月は無理ですね」。

ここで訪問終了。

かなり昔の話だが、ひまわり農協で働いていたことがあった。

その時に、給与振り込み口座を作ったことがあった。

すでに辞めてしまっているので、口座に残金はほとんどない。

解約に行こうとも思ったが、面倒なので放っておいた。

そもそもメインバンクが別にあるのに、わざわざそこの銀行口座で年金を受け取るのは嫌だった。

どうもインターホン越しの相手が、あまりにも親しげな感じの物言い(営業マンだし)なので、ついドアを開けてしまった。

「今月中は無理」と言っておいたので、今月はもう来ないかもしれないが、別の人間が来るかもしれない。(今度はインターホンには答えるが、ドアは開けない)。

年齢で私を突き止めてきたのだろうが、住所はどうやって知った?

私の名前もフルネームで知っていたし、生年月日も把握していたようだ。

銀行の口座情報なのか、市役所なのかは分からないが、正直困惑した。