60代以上のスキルアップは無駄か?

とうとう60代に突入してしまった。

それでも私はスキルアップをやめない。

どこまでもやり続ける。

試験を受けるにも勉強をするにもお金がかかるから、仕事は探したい。

正社員時代が少なくて、社会保険に加入していた期間も短い。

年金をもらえるのは65歳からなので、後5年はある。(正確には4年と9ヶ月ぐらい)。

60代以上で仕事を探すと、年齢不問で事務の仕事は、家から遠くてフルタイムになってしまう。

あとは、介護とか飲食とか掃除、単純作業になってしまう。

60歳超えていたって、パソコンが得意な人はいるだろうに。

それは60歳になるまで、どこかで何年も事務の仕事をして、定年になって、時短の仕事を探す人向けなのかなと思う。

試しに、パソコンインストラクターの求人に応募してみたけれど、書類選考で落とされてしまった。

せめて面接ぐらいはして欲しかった。

結局は30代40代がメインということか。

けれども、実際問題、30代40代で、独身ならともかく既婚の場合、子供の行事とか急病とかで休むこともあるだろう。

私の場合、夫は元気だし、双方の両親はすでに他界しているので、介護の心配はない。

なのに、60代(50代の時も)パソコンインストラクターの仕事は、面接まで行ったとしても、結果は不採用だった。

スキルアップ自体は無駄とは思わない。

私が取りたいと思っている資格は、取るつもりだ。

誰がなんと言おうと、関係ない。

私が自分の医師で、勉強をして資格取得を目指すのだから、外野は気にしないことにする。

50代以上がパソコンやスマホを使いこなせないって、誰が決めつけている?

パソコンやスマホを50代に入ってから使おうと思うと、戸惑うことが多いかもしれない。

私は、スマホはともかくパソコンは30代の終わりから使い始めた。

スマホに至っては、40代の終わりに近い頃から使い始めた。

それも、スクールとかに通わず、独学で。

私がパソコンを個人的に使い始めた頃は、企業でもパソコンが導入されているところはまだ少なかった。

書店へいってもパソコン雑誌のコーナーとか専門書のコーナーは近寄りがたい雰囲気もあった。

そういうことは気にせず、雑誌や専門書を買った。

スクールに通ったのは、資格を取りたいと思ったから。

パソコンの操作そのものは、まあできていたし。

資格だけでなく、仕事もそこのスクールでゲットできた。

夫は事務の仕事をしていたので、職場にパソコンが導入された頃は、私に色々聞いてきたものだ。

私は家族の中で誰よりも早く、パソコンやスマホを取り入れていた。

まあ、私のような人はまれで、実際は必要に迫られて?40代、50代からパソコンやスマホを始める人もいるのだろう。

パソコン教室が存続できているのは、仕事で使うとかはもちろんのこと、定年退職後に趣味で始めてみたいという人も、くるからだと思う。

なぜそんなことを知っているかというと、私が最後に通ったパソコンスクールの生徒層がそうだった。

まあ、小学生や中学生なんかもきていたけど。

パソコンインストラクターの仕事をやめてからも、パソコンを使うことはやめなかったから、少し年数が空いて、再び資格を取ろうと思った時にも、基本操作だけはできていた。

そういうのは、自然と身についているので、年数が空いたからといって忘れるものでもない。

パソコンのOSやオフィスのバージョンなんかもその都度アップグレードしていたから。

要するに、本人が「使いこなしたい」「使えるようになりたい」と思っていれば、年齢に関係なく、身につくものだと思う。

こっちの年齢を見て、「使えるはずがない」と決めつけるのだけはやめてほしい。

実際、今なんかはパソコンはともかく、誰も彼もがスマホを持ち歩くようになっているのだから。

ケアマネさんのこと

もう無関係になってしまったけれど、少しだけこの話題を語ってみる。

今までのケアマネさんの中で、一番私と歳が近い人が担当になった。

それはいいのだけれど、私がスマホとか得意とかうっかり言ったために「じゃあ、スーパーのレジの仕事なんてタルくさいでしょ」と初対面の時に言われた。

スマホが得意でも、年齢が若くないと、パソコンがらみの仕事にはなかなか就けない。

だから、妥協?してスーパーのレジをやっていた。

パソコン関連の資格を取るには、お金が必要だから。

それに仕事以外のプライベートで、私が何をやっていようが、その人には関係ないとも思った。

今は、担当していた人(私の母親)が亡くなったので、会って話すこともなくなったけれど、縁が切れてよかったと思う。

むしろケアマネでなかったら、話もしたくない人だった。